久しぶりの更新で皆さんにご報告いたします。

7月31日(水)午前8時にベルが虹の橋を渡っていきました。
午前8時前までは私と妻の横で眠っていたのですが、8時過ぎに眠ったまま旅立って行きました。
苦しそうな声や体動も無く、本当に眠るように永眠しました。

心臓マッサージを続けましたが、家族の元に戻ることはありませんでした。

長文になりますがご了承ください。

元気だった頃のベルです。

ベルが我が家の一員(私たちの娘)になったのが、7年前の夏。

誰にでも愛想がよく、昼寝と水遊びが大好きなベルでした。

キラキラした目をしながら、いつも家族の中に入って笑いを振りまいてたベル。
その反面、寂しがり屋でいつも誰かのそばにいました。
ベルは今年の1月骨肉腫の手術を受け、左前足を切断しました。
手術後は元気に3本足で走り回るほど回復し一安心。

でも骨肉腫が発見された時点で約8割の確率で転移があるそうです。
元気なベルを見ていると必ず完治している、完治して欲しいと願ってたのです。
5月頃より散歩中に休憩を取る事が多くなり、3本足への負担によるものではと思ってました。
手術後は毎月診察を受けておりましたが、6月に入ってから急激な変化が発生したのです。
6月に入り道で伏せる事が多くなり、徐々に足の踏ん張りがきかなくなったので受診すると、
「脊髄での造血作用が低下しており、極度の貧血と麻痺によるもの」と言われ、注射や飲み薬などで治療を行いましたが、元気なベルに戻ることはありませんでした。

子供達が学校や職場に出た後、苦しい声も出さず、誰にも心配をかけないよう静かに旅立ったベル。
妻は号泣してましたが、私は仕事があったので涙をこらえるのに必死でした。

旅立ったときの写真です。

まるでいつもように昼寝をしているベルのままでした。
首元にはベルの大好きだったオモチャ。
新しいオモチャを買っても、これが一番のお気に入りだった!
このオモチャも一緒に入れてあげるね

目を閉じようとしても目を開いたまま硬くなっていきました。
ベルの見ている方向は、いつも家族全員がいる場所。
『
最後まで家族を見つめていたい』と言っているようでしたよ。

帰宅後、全く動かないベルを見ていると、人間の涙はこんない出るのかと思うくらい私は泣きました。
私や妻にとってベルはペットでは無く、いつも娘と思っていたので子供の前で泣かせてもらいました。
爆睡していても 「ベル〜♪」 と声をかけたら、いつもは 「何〜・・・」 と顔を上げて私を見つめていましたが、いくら声をかけても動かないのです。大型犬は短命と覚悟をしてましたが、あまりにも急なことでショックが大きすぎます。

子供達がベルの大好きだったチーズを枕元にお供えしてましたが、子供たちのショックも大きかったようです。
昨夜はみんなでベルの横で寝ました。

目を開けたまま
最後の最後まで家族を見つめていたベル。
ベル〜 家族の顔をしっかり焼き付けたか?
ベル〜 悔いが無いほど見ることができたか?
ベル〜 我が家の一員になって幸せだったか?
ベル〜 天国にはベルの好きなじいちゃんが待ってるから迷わず行けそうか?
ベル〜 ベルが家族の一員になってみんなは幸せだったぞ!
ベル〜 今まで本当にありがとう!
本日 8月1日
ベルを火葬してまいりました。
子供達は仕事や登校日と重なったため火葬場にいけませんでしたが、子供達が家を出る前に生前してたようにベルの頭をさすりながら、ベルの最後の姿をしっかり目に焼き付けていたようです。

火葬が終わり小さくなって我が家に帰って来たベル。
ベル 今まで本当にありがとう

ベルが娘になってくれて、家族全員幸せだったよ。

ベルの大好きだったオモチャを一緒に連れて行きなさいよ。
途中で離したらダメだよ。
後で取ってあげることが出来ないんだからね。
今年のお盆は、ベルの初盆です。
あわてんぼうのベルなので道を間違えないか心配ですが、間違いなく走って帰ってくると思います。
最後に今まで「ベル日記」を応援していただきた皆様。
ベルを可愛がっていただいた皆様。
ベルに代わり、この場をお借りし御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。